今回はある男性の名前から横同格を見つめてみましょう。
まず彼の生活ぶりを簡単に紹介します。
東京近郊に住み、平日は忙しい仕事に追われ、朝早く家を出て帰宅は毎夜遅くなってしまう彼は、かわいらしい奥様と元気いっぱいの9才と6才の子供と共に、家族揃ってゆっくりと過ごす休日が何よりの幸せだとしみじみ感じます。実は彼は、幼少の時に両親が離婚、それ以来、父と二人だけの生活をずっと続けてきました。その父もすでに他界しています。
さて、奥様にとってはそんなマイホームパパにも不満があります。いわく「とってもケチ!」とのこと。フタのチョウツガイが壊れている炊飯器を早く買い替えたい、電話機もコードの接続がおかしいから買い替えようと言っても「まだ使える」。節水機能の食洗機が欲しいと持ちかけても「そんなの贅沢だ」として、なかなか「ウン」と言ってくれないのに、自分の好きなものや趣味にはパッとお金を使ってしまうのだそうです。
住宅ローンを組んで2年前に自宅マンションを購入、長引く不況の影響からボーナスはここのところ減額が続き、ローン返済負担を次第に重く感じています。
それに合わせて外食はめっきり減りましたが、子供たちに大好評なのは自宅でのタコ焼きパーティ。フリーマーケットも上手に活用するなど、生活スタイルはそれなりに少しずつ変化しながら、家族揃っていい笑顔があふれ何だか楽しそうです。
高水完一さん(仮名)は、昭和41年11月19日生まれ、現在満36才、建築会社勤務、妻と二人の子供の四人家族です。
生年月日から定められている生まれ星(気学)を確認しておきましょう。本命七赤金星・月命八白土星、略して七・八の星です。
横同格に注目してください。本体の人格と外格に同じ11という数が横に並んでいます。これをまっすぐの横同格(※)といいます。
※まっすぐの横同格 ー いくつかに分類される横同格の中でも、まっすぐの横同格は横同格の基本形、もっとも強く大きくそしてはっきりと作用します。
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