くわの先生に新しいお名前をいただいて3年の月日が流れました。その間、自分の夢をかけてみようと決心し、名前をはげみに頑張ってきました。
4才から18才までバレエを続け、上京してさらに進むつもりでした。しかし、周囲の反対に私自身が負け、以後まったくバレエとは無縁の生活。でもずっと心のどこかに何か不完全なものをかかえ、親子関係もギクシャクしていました。
結婚して生まれた娘にバレエを習わせたいと思いはじめたのをきっかけに、再び私もからだをほぐすことからはじめました。そして、くわの先生から新しい名前をいただいくことになります。でもその時はまだ、バレエだけに頑張るという自信もなく、何か他のものに取り組もうかとも考えていました。
ところがそんな時、たまたまバレエの先生が東京から戻ってきて教室を開くことを知り、習いはじめました。15年間のブランクがあったとは思えない程にからだも動くようになり、やがてお手伝いもさせてもらえるようになったのです。そして、さらに今、私自身の教室を開く準備をしています。小さなスタートですが、新しい名前が背中を押してくれ、道が開かれたのだと思います。
くわの先生のおかげで、努力が報われ自分の夢を取り戻すことができました。何かしら結果を出して先生に報告できるまでは、ごあいさつ状などは出さずに頑張ると自分で決めていました。今日こうやって手紙を出せる日がくるのはほんとうに嬉しいです。ありがとうございました。
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拝復 くわのより
これまでのご自分の歩みを見つめ返し、そしてこれからの道へと向けられたそのまなざしに、夢という名の光りがともされていることを感じたお手紙です。ご活躍を祈っています。 |
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